カードローンの利息が高くて毎月の返済が負担に感じる場合は、金利の低いカードローンへの借り換えを検討できるかもしれません。カードローンの借り換えを上手に活用すると、毎月の返済額を減らしたり利息総額や返済総額を減らしたりできるケースがあります。カードローンの借り換えをする際は、各社の「実質年利」「融資までの期間」「借入限度額」を比較して選ぶようにしましょう。
カードローンの借り換えって何?
利用中のカードローンから別のカードローンに乗り換えることを「カードローンの借り換え」と呼びます。新たにカードローンを契約することで、現在契約中のカードローンを清算するのが目的です。金利の低いカードローンに乗り換えると、毎月の返済額や利息・返済総額を減らせる場合があります。
カードローンの借り換えをすることで、現在利用中のローンに対する「金利が高い」「サービスが不便だ」「利用限度額が少ない」などの悩みを解決できる場合があります。
カードローンの「借り換え」と似た言葉に、「おまとめ」「おまとめローン」もあります。「おまとめ」は借り換え手法のひとつでもあり、複数社のカードローンと契約している場合に、新たにカードローンの契約をして返済を一本化するのが目的です。「借り換え」が主に1社から別の1社への変更なのに対し、「おまとめ」は、複数社から1社への変更であるのが大きな違いです。
複数社の借入があると、返済期日や返済額がそれぞれ異なるため、返済計画が立てにくいデメリットがあります。そこで「おまとめローン」を利用して借入を1社にして複数のローンをまとめることで、返済は毎月1回だけになり負担軽減の効果が期待できます。
カードローンの借り換えを検討する際は、借り換えの目的を明確にすることが重要なポイントです。ただ単に理由が「毎月の返済額が減るから」と借り換えを行うと、返済期間が長くなりかえって返済総額が割高になるケースも考えられます。
返済総額を減らしたいのか、毎月の返済額を減らしたいのかを明確にして、金利や返済方法を比較しながら借り換え先のカードローンを選びましょう。また、返済シミュレーションを行い、毎月の返済額や完済までの返済期間を確認することも重要です。
借り換えをしたいのですが、カードローン会社が選べません。どう選べばいい?
借り換えの目的や金額に応じて、カードローン会社の何に着目して選べばいいかが変わります。例えば急ぎで借り換えをしたいなら融資までのスピードを重視して選ぶ、少しでも利息を減らしたいなら金利を重視する、などです。
ここでは、借り換えにおすすめのカードローンを16社ご紹介します。借り換えの際は「実質年利」「融資までの期間」「借入限度額」を確認し、借り換えの目的に合わせてカードローンを選ぶことが重要です。また、実際に返済シミュレーションを行い、毎月の返済額や返済総額を確認することもおすすめします。
金融機関によっては「借り換え専用ローン」を提供しているところもあります。1社からの借り換えだけでなく、複数社の借入をまとめる「おまとめローン」のことも「借り換え専用ローン」としていることが多く、使用用途を「他社の返済」に限定しているのが特徴です。基本的には追加融資が受けられず、とにかく完済を目指したい方におすすめです。
一方、通常のカードローンの使用用途は自由で、追加融資も可能です。借り換えもしつつ、ピンチの時には追加で借り入れもしたいと考える方は通常のカードローンを利用するとよいでしょう。
「プロミス」は、プロミスは2020年2021年と2年連続でオリコン顧客満足度ランキングノンバンクカードローン第1位を獲得しました。通常金利が4.5~17.8%で、一般的な消費者金融カードローンと比較すると低めに設定されています。さらに、借り換え専用「おまとめローン」のサービスがあり、複数あるローンをまとめて毎月の負担を軽減したい方にもおすすめです。
【基本情報】
※データはプロミスより引用
借り換え先に「プロミス」をおすすめする最大の理由は、借り換え専用ローンの「おまとめローン」を提供していることです。「おまとめローン」の借入限度額は300万円までで、実質年利は6.3~17.8%になります。資金使途は「他社の貸金業者からの借入金返済に限り」、完済を目指すのにピッタリの金融商品です。
「おまとめローン」は、月々の返済計画を見直して最適な返済プランを提案するサービスで、金利の高いカードローンを利用している場合の借り換えや、複数ローンの借入をひとつにまとめる場合に、負担軽減につながると期待できます。
なお「フリーキャッシング(通常ローン)」を「借入金返済資金」として申し込むことも可能です。目的に合わせて使い分けるとよいでしょう。
現在借入しているローンよりも低い金利での借り換えで、毎月のご返済額・金利負担が軽減!
「プロミス」の「フリーキャッシング」は、融資までの期間がWeb契約なら最短30分で、即日の借り換えを希望する方にもピッタリのカードローンです。また、事前審査として「最短15秒事前審査」も可能で、いち早く審査結果の目安を知りたい方にもおすすめします。
※事前審査結果のご確認後、本審査が必要となります。
※新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
【返済シミュレーション】
参考:プロミス「ご返済シミュレーション」
「SMBCモビット」は、SMBCグループの消費者金融の会社です。HDI格付けベンチマークの「対応記録/クオリティ格付け(センター評価:電話)」で2年連続三つ星を獲得し、電話対応のよさで高い評価を得ています。また、「SPEED&SMART」をモットーに、Web完結なら電話連絡なしで素早くサービスを提供している点でもおすすめです。
【基本情報】
※データはSMBCモビットより引用
「SMBCモビット」は、「HDI格付けベンチマーク」の電話対応において「サービス体制」「コミュニケーション」「対応スキル」などで高評価を得たカードローンです。
SMBCモビットに借り換え専用のローンはありませんが、顧客の立場に立ったきめ細やかなサービスが期待され、借り換えの悩みなどを相談しやすい体制が整っているといえます。また、借入限度額は800万円で、返済期間・返済回数に関しても柔軟に対応するケースがあります。
返済回数および返済期間
最長60回(5年)ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があると当社が認めた場合には、最長106回(8年10ヵ月)
「SMBCモビット」は、顧客にとって利用しやすいサービスを提供している点でもおすすめです。例えば、「モビットカードローン」「クレジットカード」「Tカード」の3機能が1枚になった「Tカード プラス(SMBCモビット next)」を発行できます。返済額の利息分200円につきTポイントが1ポイント貯まり、1ポイント=1円で返済に利用できるのも魅力です。ポイント返済で少しでも返済総額を減らしたい方にピッタリのサービスだといえるでしょう。
【返済シミュレーション】
参考:SMBCモビット「返済シミュレーション」
「アイフル」は、通常のカードローンに加えて、借り換え専用ローンの「かりかえMAX」「おまとめMAX」など、さまざまな融資に関するサービスを提供している消費者金融会社です。はじめて「アイフル」を利用する場合は、金利が低く設定されている「ファーストプレミアムカードローン」や、最大30日の無利子期間があり、ニーズに合わせて商品を選べます。
【基本情報】
「アイフル」には、借り換えの専用ローン「かりかえMAX」「おまとめMAX」があり、他社1社または複数社の借入でも、返済に負担を感じている方におすすめです。
実質年利は3.0~17.5%で、通常商品よりも低く設定されています。また、これらは総量規制の例外商品で、総量規制中の方でもローンに関する悩みを相談しながら最適な返済プランを提案してもらえると期待できます。
総量規制とは、貸金業者から借りられる総額の上限を規制する法律で、申込者の年収の3分の1を超えてはならないというものです。
「アイフル」の通常カードローンで借り換えをする場合、Web申し込みをすると土日祝日を問わず9時~21時の間に手続きを完了すれば、最短25分の短時間で融資が受けられるメリットもあります。
また、借入限度額は800万円で、借り換えにより借入額を増やしたい場合にもおすすめです。増額の申し込みは電話、または24時間受け付けのWebから行え、原則当日中に回答が得られます。(※申し込み内容の確認事項がある場合や、土日・祝日を含む場合は、3日以上お時間がかかることがあります。)
【返済シミュレーション】
参考:アイフル「ご返済シミュレーション」
「レイクALSA」は、Web申し込みをすると最短15秒で審査結果を画面に表示するサービスが好評のカードローンです。はじめての利用では借入金額に応じて無利息期間を30・60(Web申し込み限定)・180日から選べて、無理のない返済計画が立てられるのも魅力です。また、借り換え専用ローンに「アルサ de おまとめ」もあり、金利や返済期間の優遇が受けられるメリットがあります。
【基本情報】
※データはレイクALSAより引用
「アルサ de おまとめ」は、資金使途を「他社借入金の返済」に限定し、金利負担を軽減して完済を目指す借り換え専用ローンです。所定の審査をクリアすることで、借入総額が年収の3分の1を超えている場合でも、計画的に返済する提案が得られると期待できます。
実質年利は6.0~17.5%(100万円以上:6.0~15.0%)で、返済期間も最長10年/120回となり、通常のカードローンと比較して優遇されているのがメリットです。
「レイクALSA」の通常カードローンで借り換えをする場合は、借入金額に応じて選べる無利息期間を活用できるでしょう。
「5万円まで180日間無利息」では、1~200万円までの借入の場合、最大5万円分までの利息が180日間0円(5万円越分は通常金利適用)になります。また、Web申し込み限定の「60日間無利息(1~200万円の借入)」や、200万円を超える場合は「30日間無利息」が選べるのも魅力です。無利息期間を上手に利用するなら、借り換えで返済の負担が軽減される可能性があるでしょう。
はじめてなら、お客さまのご都合に合わせて、無利息期間をお選びいただけます!
≪レイクALSA貸付条件≫
融資限度額 1万円~500万円
貸付利率 4.5%~18.0%
ご利用対象 年齢が満20歳以上70歳以下の国内に居住する方ご自分のメールアドレスをお持ちの方日本の永住権を取得されている方
遅延損害金(年率) 20.0%
ご返済方式 残高スライドリボルビング/元利定額リボルビング
ご返済期間・回数 最長5年、最大60回
必要書類 “運転免許証
※収入証明(契約額に応じて、新生銀行フィナンシャルが必要とする場合)
担保・保証人 不要
※商号:新生フィナンシャル株式会社
※貸金業登録番号:関東財務局長(10) 第01024号 日本貸金業協会会員第000003号
【返済シミュレーション】
参考:レイクALSA「ご返済シミュレーション(特定商品)」
「アコム」は、三菱UFJフィナンシャル・グループの消費者金融会社です。「株式会社ショッパーズアイ」が実施した「カードローン7社を対象にした比較イメージ調査」によると、「はじめての方にオススメ」「即日ほしい人向け」「手続きがわかりやすい」でNo.1を獲得し、利用しやすいカードローンとしての評価を得ています。「貸金業法に基づく借換え専用ローン」も用意し、借り換えにより金利の負担を軽減できると期待できます。
【基本情報】
※データはアコムより引用
「アコム」の「貸金業法に基づく借換え専用ローン」は、資金使途を「貸金業者債務の借換え」に限定し、毎月の返済金額や金利負担の軽減が期待できる商品です。借り換えの対象となる債務は「消費者金融からの借入」「クレジットカードでのキャッシング」に限り、複数のローンを1つにまとめたい場合にも利用できます。
また、借入総額が年収の3分の1を超えている場合も、契約極度額1~300万円の間で融資が受けられる可能性があり、返済期間も最長12年3ヵ月/1~146回となり安心です。
「複数のローンをお借入中のお客さま」、「総量規制における年収の1/3を超えるお借入があるお客さま」に最適な返済プランをご提案します。
「アコム」の通常カードローンを利用する場合は、急ぎの方でも最短即日で融資を可能とする迅速なサービスを活用できます。インターネットで申し込みから借入まで完結でき、自宅にいながら手続きができて便利です。
「借入可能か不安だ」と思う方は、3秒診断を利用して目安を確認してから申し込むとよいでしょう。土日祝日や夜間でもコンビニのATMを利用して借入でき、借り換え以外でも急ぎでお金が必要なときにおすすめできるカードローンです。
【返済シミュレーション】
参考:アコム「ご返済シミュレーション(借入返済)」
「ろうきん」の「カードローン(マイプラン)」は、冠婚葬祭など急な出費でも安心して利用できるカードローンです。会員種別に応じて金利が異なるのが特徴で、団体会員の構成員は低金利かつ借り換え資金としての利用もできておすすめです。団体会員の構成員以外の方は、カードローンの借り換えはできないため注意しましょう。
【基本情報】
※データは中央ろうきんより引用
「ろうきん」の「カードローン(マイプラン)」は、団体会員の構成員におすすめのカードローンです。金利が3.875~7.075%と低く設定されていて、利息の負担を抑えて毎月の返済が可能になると期待できます。借り換え専用のローンではありませんが、使い道も団体会員の構成員に限り借り換え資金としての利用が認められています。
中央労働金庫に出資している労働組合・国家公務員などの団体・勤労者のための福利共済活動を目的とする団体で、一定の条件を満たすもののことです。
団体会員の構成員に限り、他行・信販・消費者金融からの借換え資金としてご利用いただけます。
【返済シミュレーション】
参考:北海道ろうきん「カードローンシミュレーション」
「PayPay銀行」は、借入限度額が最高1000万円で、初回借入日から30日間は何度利用しても無利息になるカードローンを提供しています。最大1000万円の借入では実質年利が最低の1.59%になり、利息を大幅に抑えることが可能です。毎月の返済額を減額したい方におすすめですが、返済期間が長くなり他社と比較して総額が大きくなる点に注意が必要です。
【基本情報】
※データはPayPay銀行より引用
「PayPay銀行」のカードローンでは、1000万円の借入で実質年利が業界最小レベルの1.59%になるのがおすすめポイントです。借り換え専用のローンはありませんが、借り換え先として有力な候補になるのではないでしょうか。
ただし、借入金額に応じて実質年利は大きくなるため、事前にシミュレーションを行い、月々の返済額や返済総額を確認するとよいでしょう。「返済期間が長くなり総額が増えてもよいから毎月の返済額を減らしたい」方にはおすすめのカードローンです。
「ゆとりコース」は、20万円までの借入の場合、毎月3500円からゆとりをもって返済できます。また、借入残高が10万円増えるごとに1500円が追加される仕組みで、とにかく毎月の返済額を減らしたい場合におすすめです。
ほかにも、「ゆとりコース」より返済額が多めに設定されている「標準コース(A)」や、返済額が最も多く設定されている「標準コース(B)」が選べます。返済額は「ローンアプリ」で確認でき、無理のない返済計画が立てられると期待できます。
【返済シミュレーション】
参考:PayPay銀行「カードローン返済シミュレーション」 ※標準コース(B)を選択
「りそな銀行」のカードローンは、利用限度額に合わせて金利が設定され、スマホのアプリを使って24時間365日いつでも審査申し込みができます。利用限度額内であれば使い道は自由で、借り換えを検討している方にもピッタリです。また、アプリを活用して入出金の管理ができ、計画的な返済にも役立つと考えられます。
【基本情報】
※データはりそな銀行より引用
「りそな銀行」のカードローンは実質年利3.0~13.5%で、利用限度額に応じて金利が決まる仕組みです。さらに、「りそな銀行」の給与振込か住宅ローンを利用している方は、金利年0.5%が引き下げられる優遇サービスがありおすすめです。借り換え専用ローンの取り扱いはありませんが、特にりそな銀行ユーザーは借り換え先として検討してみてもいいでしょう。
例えば30万円を借入すると、年利13.5%の場合の利息総額が6万8050円なのに対し、13.0%に引き下げられると6万4784円となり、3266円の差が出ます。借り換えにより金利を下げて、返済総額を減らしたい方にピッタリだといえるでしょう。
月の平均残高が10万円以上あると、「りそなクラブポイント」が貯まります。貯まったポイントは普段利用している他社ポイントに交換したりキャッシュバックしたりでき、返済しながらポイント分の負担を減らせるのもメリットのひとつです。
【返済シミュレーション】
参考:りそな銀行「カードローン返済シミュレーション」
「楽天銀行スーパーローン」は、1.9~14.5%のネット銀行ならではの低金利と、800万円の最大限度額が魅力のカードローンです。現在の借入を楽天銀行で見直すと、金利が下がったり毎月の返済額が下がったりする可能性があります。また月々の返済は2000円からで、ボーナス時など余裕のある月は追加返済をすることもでき、ご自分のペースで返済計画が立てられます。
【基本情報】
※データは楽天銀行より引用
「楽天銀行スーパーローン」では、現在利用中のカードローンの見直しを積極的に進めています。借り換え専用ローンはありませんが、結果として金利や毎月の返済額が下がることが期待できます。
例えば金利18.0%のローンを利用している場合、楽天銀行スーパーローンへの借り換えで14.5%にまで下がる計算です。返済日を1・12・20・27日から選べるのも便利だといえるでしょう。
「楽天銀行スーパーローン」には、楽天グループの大きな特徴でもある楽天ポイントが貯まるメリットもあります。
新規入会で1000ポイント、利用金額に応じて3万ポイントがプレゼントされ、2022年1月時点で期間限定の「特典ポイント増量キャンペーン」も実施しています。入会日から7日以内に5万円以上借入すると500ポイント増量でお得です。
【返済シミュレーション】
参考:楽天スーパーローン「返済シミュレーション」
「カードレスVIP」は、オリックス・クレジットが提供するカードローンです。カード発行型の「VIPローンカード」の金利と比較して、カード発行の経費などを削減することで0.2%オフの金利を実現しました。
金利(実質年利)は1.7~17.6%で、借り換えにより毎月の返済額を減らしたり、返済総額を減らしたりできる可能性があります。また、平日14時半までにWeb申し込みによる手続きを完了させると即日融資も可能で、急ぎの方にもピッタリのカードローンです。
【基本情報】
※データはオリックス・クレジットより引用
オリックス・クレジットの「カードレスVIP」は、最短即日で借入が可能な「即契(そっけい)」を特徴にしています。Web申し込み手続きで本人確認書類や年収を確認できる書類など、各必要書類をアップロードして送信すると、最短60分で審査回答がEメールで送られます。また、平日14時半までに手続きを完了させると、当日の振込による借入が可能です。
オリックス・クレジットの「カードレスVIP」は、最高800万円のゆとりある借入限度額を用意しています。借り換え専用ローンは用意されていませんが、カードレスVIPなら借り換えで返済の負担を軽減させることに加え、借入限度額を増額することで入院や引越しなど急な出費にも対応可能です。
【返済シミュレーション】
参考:オリックス・クレジット「ご返済シミュレーション」
「横浜銀行カードローン」は、金利年1.5~14.6%でカードローンの借り換えにもおすすめです。横浜銀行口座がない方でも24時間Webによる申し込みが可能で、審査結果は最短翌日にわかります。借入限度額は1000万円で、1.5%の低金利を活用すると返済の負担を大幅に軽減できるメリットがあります。
また、月々の返済は2000円からで、毎月発生する返済の負担を軽減したい方にもピッタリです。なお、東京・神奈川・群馬県の一部にお住いの方が対象であるため注意が必要です。
【基本情報】
※データは横浜銀行より引用
「横浜銀行カードローン」の特徴は、1.5~14.6%と実質年利が低く設定されていることで、他社のローンがある場合でも、金利を下げることで月々の負担額を顕現できる可能性があります。借り換え専用ローンはありませんが、今借りているカードローンより金利を下げられるならぜひ検討してみましょう。
例えば、借入限度額200万円だと金利は11.8%、1000万円の場合は1.5%にまで下げることが可能です。以下の図のように、毎月の返済額が毎月4000円~1万3000円ほど軽減されるケースが考えられます。
「横浜銀行カードローン」は24時間Web申し込みが可能で、最短翌日に審査結果が出ます。契約と同時に融資可能で、手続きがスムーズにいくと申し込みから最短翌日に融資が受けられるスピード対応です。また、「はまぎんアプリ」をダウンロードすると、借入・返済・利用状況の確認ができ、計画的な返済やローン利用をサポートします。
【返済シミュレーション】
参考:横浜銀行「横浜銀行カードローンご返済シミュレーション」
「みずほ銀行カードローン」は、2.0~14.0%と低金利が魅力で、借り換えにも適しているカードローンです。利用限度額は10~800万円で、使い道を自由に決められるメリットがあります。
みずほ銀行の口座を持っている方は、カードローンの口座開設後に手持ちのキャッシュカードをそのまま利用できます。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用している方は、年0.5%金利引き下げの優遇が受けられお得です。
【基本情報】
※データはみずほ銀行より引用
「みずほ銀行カードローン」は、2.0~14.0%の低金利のカードローンです。借り換え専用ローンではありませんが、この金利を考えれば借り換え先にピッタリのカードローンと言えるでしょう。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用している方は、金利が年0.5%引き下げられるため、1.5~13.5%の低金利で融資が受けられることになります。
融資限度額は最高800万円で、利用限度額の範囲内で複数回借入できるのもメリットです。カードローンの借り換えにより限度額を増額させたい方にもおすすめです。
「みずほ銀行カードローン」の公式サイトには、「返済期間」「返済回数」「返済金額」の3種類に分けてシミュレーションできる機能があります。
「約定返済額で返済すると完済までどのくらいかかる?」「50万円を借入して毎月5万円を返済すると返済回数はどのくらい?」「50万円を借入して3年で返済するには毎月いくら必要?」など、希望に合わせて使い分けられてたいへん便利です。
【返済シミュレーション】
参考:みずほ銀行「返済金額シミュレーション」
「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同で設立したネット銀行で、カードローン「じぶんローン」を提供しています。通常金利は1.48~17.5%と低めの設定ですが、「au限定割」でさらに金利を優遇していて、カードローンの借り換えを検討している方におすすめです。なお、「借り換えコース」は100万円以上からの利用で、100万円未満になると「誰でもコース」の金利が適用されます。
【基本情報】
※データはauじぶん銀行より引用
「auじぶん銀行」の「じぶんローン」は、通常金利が1.48~17.5%ですが、「au限定割」で金利優遇が受けられる仕組みです。「誰でもローン」は金利0.1%、「借り換えコース」では金利0.5%が引き下げられます。
「借り換えコース」では、100万円以上の借入で実質年利は0.98~12.5%になり、借り換えにより利息総額を減らせるケースがあるでしょう。また、毎月の返済額は最少1000円からで、ご自分のペースに合わせて返済することも可能です。
「じぶんローン」は、来店不要でスマホから24時間申し込み可能です。必要書類も申し込み後にインターネットで提出し、審査結果は最短1時間で電話かEメールで案内してもらえます。契約内容の確認までネットで完結し、契約手続きが完了すると最短当日に口座に振り込んでもらえ、急ぎの場合も安心です。
【返済シミュレーション】
参考:e-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
「千葉銀行」の「ちばぎんカードローン」は、カードローンが不安な方や借り換えを考えている方におすすめの、用途を問わず利用できる「フリーローン」を提供しています。「ちばぎんフリーローンクイックパワー」は、カードローンの借り換えを含め使い道が自由で、複数のローンのおまとめにも利用可能です。
【基本情報】
※データは千葉銀行より引用
「ちばぎんフリーローンクイックパワー」は、使い道が自由なカードローンで、借り換えを検討している方にもピッタリです。
通常金利が1.4~14.8%で、金利15.0%以上の借入をしている場合は、借り換えを行うことで利息・返済総額を減らせる可能性が高くなります。また、フリーローンの返済期間は最長15年で、毎月の返済額を減らして負担を軽減したい方にもおすすめです。
・ご利用いただいたお客さまの声
いつの間にか少額のローンが3つになってしまい、返済の管理や手続きが面倒になりました。ちばぎんフリーローンは複数のローンを1つにまとめることができたので、今では管理の手間が省けました。
「千葉銀行」の「ちばぎんカードローン」は、低金利で借り換えにピッタリのカードローンですが、さらに金利優遇が受けられる「金利割引項目」があります。具体的には、千葉銀行の住宅ローンを利用していると0.2%、千葉県より配布される子育て家庭優待カード「チーパス」を持っていると0.1%が引き下げられ、金利割引が受けられてお得です。
【返済シミュレーション】
参考:千葉銀行「返済シミュレーション(お借り換え)」
※「現在お借入れ中の多目的ローン」の欄を利用して計算
「住信SBIネット銀行」のカードローンは、「2022オリコン顧客満足度ランキング 銀行カードローン」で3年連続総合1位を獲得しています。ネット銀行ですが、電話やメールなどによるお客さまサポートに定評があり、はじめてでも安心して利用できるおすすめのカードローンです。また、負担の少ない金利水準を誇り、カードローンの借り換えで返済額を減らせると考えられます。
【基本情報】
※データは住信SBIネット銀行より引用
「住信SBIネット銀行」のカードローンは資金用途を「原則自由」とし、カードローンの借り換えも積極的にすすめています。通常金利は10~100万円までの借入で7.99~14.79%、110~200万円では6.39~11.99%と、借入金額に応じて金利が引き下がる仕組みです。借り換え専用ローンではありませんが、低金利が魅力で、カードローンの借り換えで返済総額を減らせるケースも考えられます。
現在もお借入れ残高をお持ちの方には、ご自身の負担を少なくするために、より安心出来るカードローンへの借換えをお勧めします。
「住信SBIネット銀行」のカードローンでは、金利引き下げの条件もあり、条件を満たすことでさらにお得な金利優遇が受けられます。金利引き下げ条件は以下の通りです。
【返済シミュレーション】
参考:住信SBIネット銀行「目的ローン借換えシミュレーション」
「東京スター銀行」のカードローンには、カードローンの借り換えを含め自由に使える「スターカードローンα」と、借り換え専用ローン「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」があります。使い道が自由なフリーローンと比較すると、「おまとめローン」の場合は借り換えに必要な希望額全額が融資され、ローンを1つにまとめられるのがメリットです。
【基本情報】
※データは東京スター銀行より引用
「東京スター銀行」では、返済専用の「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」を提供しています。適用金利は9.8・12.5・14.6%のいずれかで、これらの金利より高いローンの返済を行っている場合は、借り換えにより返済の負担が減らせる可能性があります。店頭または電話で返済額の試算ができ、事前に返済計画が立てられて安心です。
「スターカードローンα」「スターフリーローン」では、借り換えを含む自由な用途のローンが借入限度額1000万円で利用可能です。複数ローンの一本化だけでなく、借り換えの際に限度額を増やしたい方にもおすすめです。また来店の必要はなく、申し込み手続きはすべてインターネットで完結できます。
【返済シミュレーション】
参考:E-LOAN「おまとめローンのかんたん返済額シミュレーション」
実質年利でカードローンを比較すると、消費者金融カードローンと比較して銀行カードローンが低金利であるとわかります。金利には幅があり、借入金額や審査により適用金利が決まります。そのため、記載されている最大金利が適用される可能性を考えて、低金利のカードローンを選ぶと安心です。
これを踏まえて、実質年利で見るカードローントップ3は以下の通りです。
実質年利が最も低かったのは、ろうきんの「カードローン(マイプラン)」でした。団体会員の構成員の方の場合、実質年利は3.875~7.075%となり、カードローンの借り換えにより負担を軽減できると期待できます。本記事でご紹介したカードローンの中では上限金利が唯一の一桁です。
ただし、カードローンの借り換え資金として使えるのは、団体会員の構成員のみである点に注意が必要です。団体会員の構成員であれば、カードローンの借り換え先としてファーストチョイスになりますが、それ以外の方は他の銀行カードローンを利用しましょう。
「りそな銀行カードローン」は、実質年利が3.5~13.5%であり、本記事でご紹介したカードローンの中では2番目に低金利でした。さらに、りそな銀行の口座を給与振込口座にしているか、カードローンの借入と同一口座で所定の住宅ローンを利用している場合は、金利年0.5%の引き下げが適用され、実質年利13.0%で借り換えできる可能性があります。
加えてカードローンの残高が10万円以上あると、「りそなクラブポイント」が貯まるなど、実質年利意外にもお得になるのもメリットです。「りそな銀行」をご利用の方にとって、優先順位の上位に位置するカードローンだといえるでしょう。
「みずほ銀行カードローン」の実質年利は2.0~14.0%で、本記事中では第3位の低金利でした。さらに、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合は、年利優遇で0.5%引き下げられ、実質年利が1.5~13.5%になるのも大きなメリットです。
例えば、30万円を年利18.0%と13.5%で借りるのでは、3年後の返済総額で以下の差が出ます。
金利で比較すると、「みずほ銀行カードローン」はカードローンの借り換え先としておすすめできるといえるでしょう。
カードローンには審査があるため、申し込みから融資までに数日または数週間かかるケースもあります。特に銀行カードローンは、その制度上即日融資は不可能です。そこで、融資までの期間を重視する場合は、即日融資が可能な消費者金融カードローンがおすすめです。本記事でご紹介したカードローンで、融資までの期間が短いのは以下の3社です。
「アイフル」は、公式サイトによると「WEB申込なら最短25分融資も可能」で、即日かつ急ぎで融資を希望する方におすすめです。申し込みは原則来店不要で、インターネットから24時間365日いつでも申し込めます。思い立ったときにすぐ申し込み手続きをはじめることで、最短時間での融資が期待できます。事前に「1秒診断」を活用すると、融資可能かどうか目安が知れて便利です。
最短融資を受けるコツは、申し込み完了後フリーダイヤルに電話することです。急ぎである旨をオペレーターに伝えると、審査を優先的にしてもらえます。ただし、申し込みの時間帯によっては翌日以降になる場合があるため注意が必要です。
フリーダイヤル:0120-337-137
受付時間:9:00~21:00
「アコム」は、公式サイトで「最短30分融資も可能です!」と記載し、融資までの最短ルートを案内しています。最短即日融資のコツは、インターネットか電話で申し込んで時間を短縮することです。審査結果はメールで知らされ、そのまま契約手続きに進みます。契約後に「振込によるお借入れ」を利用すると、楽天銀行の場合最短1分で振り込まれる仕組みです。
審査が不安な方は、事前に借入可能かどうかがすぐにわかる「3秒スピード診断」を活用するとよいでしょう。また、インターネット以外でも、最寄りの店頭窓口や自動契約機(むじんくん)で契約し、ATM・コンビニ・金融機関などから即日融資も可能です。
「SMBCモビット」は、最短30分審査ですぐに契約し、即日融資が可能です。急ぎの場合は、インターネットで申し込んだ後にコールセンターへ電話して、申し込み画面のユーザーIDを伝えると、すぐに審査を開始してもらえます。
モビットコールセンター(フリーコール)
電話番号:0120-03-5000
受付時間:9:00~21:00
審査完了のお知らせがメールで届いたら、記載されているリンクから入会手続きを行います。入会完了メールが届き次第、振込キャッシングまたはモビットカードで借入可能です。手続きがスムーズにいくように、申し込みに必要な書類を事前に用意しておくとよいでしょう。どのカードローンにもいえることですが、申し込みのタイミングや受付状況により翌日以降になるケースもあるため注意が必要です。
カードローンの借り換えをする際に、借り換え先の借入限度額にも注目しましょう。特に、借り換えにより利用限度額を増やしたい場合は、借入限度額が高く設定されていると安心です。借入限度額をそのまま借りられるわけではありませんが、借り換え先の検討要素としては着目したいところです。
本記事内でご紹介したカードローンの借入限度額トップ3は以下の通りです。
利用限度額が最も高かったのは「住信SBIネット銀行」のカードローンでした。2つのコースがあり「プレミアムコース」を選ぶと利用限度額が10~1200万円(10万円刻み)になります。ただし、適用コースは審査により決定され、「スタンダードコース」になると利用限度額は10~700万円になるため注意が必要です。
借入できるか目安を知るために、事前に「かんたん診断」を活用するとよいでしょう。「生年月」「借入希望額」「クレジットカードのキャッシングを利用しているか」「他社のカードローンを利用しているか」「前年度の年収」の5項目を入力すると、利用可能な条件の目安が表示されます。
利用限度額が2番目に高かったのは以上3社の1000万円でした。「PayPay銀行カードローン」は限度額が高いと金利も下がる仕組みで、PayPay銀行の場合は1000万円で金利1.59%、900~1000万円未満で金利3.0%、800~900万円未満で金利3.5%と変動します。
利用限度額は審査で決定し、契約後も定期的に見直しが行われます。限度額が増えることで適用金利も低くなり、さまざまな用途に利用できるメリットにもつながるため、借り換え先を探す際に注目したいポイントのひとつです。
利用限度額で見るカードローン第3位は、以上の8社でした。利用限度額は800万円に設定されていますが、実際の限度額は審査で決められるため注意が必要です。ただし、限度額を増やしていきたいと考えている場合は、800万円以上のカードローンを選ぶとよいでしょう。
ただし、そもそもカードローンには総量規制があり、800万円を借りるには2400万円の年収が必要になります。この点も踏まえて、ご自分の年収に合わせて借入限度額を確認するとよいでしょう。
カードローンを借り換えるメリットって何?
カードローンを借り換える主なメリットは、「金利を下げて返済期間・総額を減らせる」「借入限度額を増やせる」の2点です。
カードローンの借り換えにより、金利を下げて利息・返済総額を減らせる可能性があります。また、借入限度額を増やして追加融資が受けられるケースがあるのも大きなメリットです。ここでは、それぞれのメリットを解説します。
カードローンを借り換えるメリットには、金利を下げて返済期間・総額を減らせることが挙げられます。同じ額での借入でも適用金利はカードローン会社ごとに異なり、今よりも金利の低いカードローンに借り換えることで利息分を抑えることが可能です。例えば、200万円の借入があった場合に、金利15%から10%のカードローンに借り換えるとどうなるか、以下の表で比較してみましょう。
参考:E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
上図のように、金利の低いカードローンに借り換えると、毎月の返済額はほぼ同じでも返済期間と返済総額を大幅に抑えることが可能です。また、返済期間を同じにして毎月の返済額を減らす方法もあり、ライフスタイルに合わせるとよいでしょう。
総量規制に抵触している場合は、借り換え専用ローンを活用して完済を目指すことをおすすめします。借り換え専用ローンは「段階的な返済の借換えを総量規制の例外とする」法律があり、借り換え後の金利が借り換え前を上回ってはならないことになっています。
「借換後」の金利が「借換前」の金利を上回ることがないようにする。なお、複数の債務をまとめる場合、「借換後」の金利は、「借換前」の金利を各債務の元本で加重平均した金利を上回らないこととする。
借り換えの際に、現在よりも借入限度額が大きいカードローンを選ぶことで、利用可能枠を増やせるメリットもあります。借入限度額もカードローン会社により異なり、審査によっては借入限度額が増える可能性もあるでしょう。利用枠が増えると、必要な時に追加融資が受けられてたいへん便利です。
カードローンの返済期間中に、まとまったお金が必要になるケースも考えられます。例えば車の事故や故障で、大きな出費があるかもしれません。また、ご自分やご家族のケガ・病気のリスクは常にあり、いざというときに追加融資が受けられると安心です。カードローンの借り換えを行う際は、利用限度枠を増やすことも念頭に入れるとメリットにつながります。
カードローンの借り換えでデメリットはあるの?
カードローンの借り換えには、新たに審査が必要です。また、利用方法や返済方法が異なる場合もあり、これらが主なデメリットとなります。
カードローンを借り換えるデメリットには「新たに審査が必要になる」「利用方法や返済方法が異なる場合もある」の2点を挙げられます。ここでは、それぞれのデメリットを解説します。
カードローンの借り換えを行う場合は、新たに審査が必要になります。審査に通らなければ、カードローンの借り換えはできません。審査基準は、はじめてカードローンに申し込む場合と同様、本人の属性や返済履歴が重要なポイントです。具体的な基準はカードローンを取り扱う金融機関ごとに異なり、場合によっては審査に通らないケースも考えられます。
カードローンの借り換えを申し込む前に、各社の公式サイトで「簡易診断」を行うとよいでしょう。例えば「アコム」では「3秒診断」、「レイクALSA」では「お借入れ診断」のように、簡単な質問に答えるだけで借入可能かを診断する機能があります。あくまで目安ですが、事前に確認しておくと安心です。
カードローンの借り換えを行うと、借り換え先の利用方法や返済方法が異なる場合もあるため注意が必要です。例えば、毎月の返済期日が特定の日に設定されている場合や、複数の候補から選べる場合があります。ご自分の都合に合わせて返済日が選べると、給料日のタイミングに合わせられて便利です。
また、返済期間や毎月の返済額の設定も異なるため、場合によっては毎月の返済額が増えて負担になるケースも考えられます。毎月の返済額が少額でも、結果的には返済期間が長くなり、その分の利息が増える場合があるため注意が必要です。事前に返済シミュレーションを行い、計画的に返済できるか検討する必要があるでしょう。
カードローンの借り換えの際に、追加借入が受けられるかも確認しましょう。追加借入ができないローンもあり、その場合に追加融資が必要になると、新たに審査を受ける必要が生じます。
リボ払いをカードローンに借り換える場合もあるの?
クレジットカードのリボ払い残高がある場合は、カードローンに借り換えて返済総額を減らせるケースもあります。
リボ払いの返済に負担を感じている方は、カードローンに借り換えることで返済総額が減らせるケースもあり、返済の負担軽減につながる方法として覚えておくとよいでしょう。ここでは、リボ払いの基本情報とカードローンに借り換えた場合のシミュレーションを解説します。
「リボルビング払い」の略で、クレジットカードの返済方法のひとつです。利用金額や利用件数に関わらず、あらかじめ設定した一定額を毎月支払う仕組みです。
支払い金額が一定で会計管理がしやすいメリットがある一方、仕組みをイマイチ理解できずに支払い残高がなかなか減らず負担になるケースもあります。
リボ払いをすると残高がある限り支払いは続き、手数料を含む支払総額が予想以上の高額になる場合もあるため注意が必要です。なお、リボ払いの金利は15.0%ほどが相場であるとされています。
リボ払いの代表的な方式には、「定額方式」と「残高スライド方式」があります。
支払残高に関わらず、事前に決めた一定額に手数料をプラスして支払う方式です。たくさん買い物をしても毎月の支払額は一定で、家計管理がしやすいメリットがあります。ただし、返済額を少額に設定していると、完済までの期間が長くなるため注意が必要です。
支払残高の金額に応じて毎月の支払額を増減させる方式です。例えば、「支払い残高が10万円未満の時の支払いは1万円、10~20万円のときは2万円」のように、支払残高に応じて毎月の返済額がスライドします。
カードによっては、毎月の支払額に手数料を含める場合もあります。また、支払残高の一部または全部を繰り上げて支払うことも可能です。
クレジットカードのリボ払いで支払いをする際の手数料は15.0%が相場です。例えば、楽天カードで50万円分をリボ払いする場合、支払回数と総額は以下のようになります。
参考:楽天カード「ショッピングリボ払い返済シミュレーション」
これを金利10%のカードローンに借り換えて、同じ25回で支払った場合は以下の通りです。
参考:E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
上記のように、クレジットカードのリボ払いの手数料よりも低い金利のカードローンに借り換えることで、返済総額を減らすことも可能です。また、月々の返済金額を増やして支払回数を減らすと、さらに返済総額を減らすこともできます。
カードローンの借り換えに向いているのはどんな人?
カードローンの借り換えに向いているのは、現在契約中のカードローンに関して「金利が高い」「不便」「利用限度額が少ない」と感じている方です。
カードローンの借り換えをしたほうがよいかは、現在契約中のカードローンによります。特に、金利や使いやすいさ、利用限度額によっては、借り換えをすることでメリットが得られる場合があります。ここではカードローンの借り換えをしたほうがよい方について解説します。
契約中のカードローンの金利が高いと感じているなら、借り換えをしたほうがよいかもしれません。実際に金利が高いかは、法律で決められている上限金利を参考にできるでしょう。
法律では、借入額が10万円未満の場合は年20.0%、10万円以上100万円未満の場合は年18.0%、100万円以上の場合は15.0%を上限金利と定めています。
(利息の制限)
第一条 金銭を目的とする消費貸借における利息の契約は、その利息が次の各号に掲げる場合に応じ当該各号に定める利率により計算した金額を超えるときは、その超過部分について、無効とする。
一 元本の額が十万円未満の場合 年二割
二 元本の額が十万円以上百万円未満の場合 年一割八分
三 元本の額が百万円以上の場合 年一割五分
借入金額に対して金利が上限に近い場合は、金利の低いカードローンに借り換えることを検討しましょう。
カードローンの借り換えは、契約中のカードローンが不便だと感じている方にも向いているといえるでしょう。カードローンは取り扱う会社ごとに特徴が異なり、返済のしやすさに影響を与えるケースもあります。
例えば、提携しているATMが自宅や会社の近所にない場合、返済のたびに手数料がかかることも考えられます。この場合は、提携ATMの数や場所を考慮に入れて借り換えを行うとよいでしょう。また、追加融資が受けられるか、手続き方法も含めて検討しましょう。
カードローンの借り換えは、契約中のカードローンの利用限度額が少ないと感じている人にも向いています。限度額に余裕があると、いざというときに借入できて便利です。利用限度額が少ないカードローンの場合は、まとまったお金が必要な場合に、新たに申し込みをして審査に通る必要が生じます。利用可能枠を増やすためにカードローンの借り換えを活用するのもよいアイディアです。
カードローンの借り換えに向いていいない人とは?
最初の数ヵ月は無利息で融資を受けられるカードローンもありますが、この特典目当てで借り換えをしようとしている方にはおすすめできません。また、過去5年以内に金融事故を起こしている方も注意が必要です。
カードローンの借り換えで必ずメリットが得られるわけではありません。ここでは、カードローンの借り換えをしないほうがよい方の例を解説します。
カードローンの借り換えは、特典目当ての方には向いていないため注意が必要です。カードローンには、はじめての利用で30日間の無利息期間を設定している会社も複数あります。ただし、期間が過ぎると利息が発生するため、返済期間が長期になると予想される場合はおすすめできません。
無利息期間の特典よりも、金利や毎月の返済額などを考慮し、負担が減らせるかを重視してシミュレーションしましょう。そもそも「返済に負担を感じていない」場合は、借り換えを見合わせてそのまま完済するほうがよいと考えられます。
過去5年以内に返済の延滞や自己破産など、金融事故を起こしている方はカードローンの借り換えに向いていません。
カードローンの借り換えを行うには、審査に通らなければならず、その際に信用情報が確認されます。延滞や自己破産は信用情報に記録されており、審査で不利になるため、5年以上の十分な期間を空けてから申し込むとよいでしょう。
借り換えをするとどのくらい利息が減るのでしょうか?
シミュレーションしてみると具体的な金額のイメージがわきます。
カードローンを借り換える最大の利点は、金利を下げて返済の負担を減らせることです。ここでは、金利を下げることで返済総額にどれくらいの差が出るのか、シミュレーションして比較します。
※シミュレーション結果はあくまで目安です。実際の返済金額は、各消費者金融や借り入れ金額などによって異なります。
「30万円」を上限金利である18.0%で借りている場合、15.0%のカードローン・12.0%のカードローンで借り換えると以下のようになります。
参考:SBIホールディングス E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
借り換えにより、同じ返済期間でも金利が低ければトータルで1万5000円~3万円ほど返済総額を減らせることがわかります。また、返済月額も減るため毎月の負担が少なくなると期待できます。返済月額を増やして完済までの期間を早めると、さらに返済総額を減らすことも可能です。
「50万円」を上限金利である18.0%で借りている場合、15.0%のカードローン・12.0%のカードローンで借り換えるとどうなるかシミュレーションします。
参考:SBIホールディングス E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
カードローンの借り換えをするだけで、支払い総額は5~10万円もの差が出ます。返済月額と返済期間を調整して、さらに返済総額を減らすことも可能です。
100万円を上限金利である15.0%で借りている場合、12.0%と10.0%のカードローンで借り換えるとどうなるかシミュレーションします。
参考:SBIホールディングス E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
支払総額に10~15万円ほどの差が出るため、上限金利で借りている場合はカードローンの借り換えを早めに検討するとよいでしょう。
150万円を上限金利である15.0%で借りている場合、12.0%と10.0%のカードローンで借り換えるとどうなるか比較します。
参考:SBIホールディングス E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
上限金利である15.0%の場合は、金利の低いカードローンに借り換えることで、返済総額を14~23万円ほど減らすことが可能です。
200万円を上限金利である15.0%で借りている場合、12.0%と10.0%で借り換えると以下のように返済総額を大幅に減らせます。
参考:SBIホールディングス E-LOAN「カードローンのかんたん返済額シミュレーション」
返済総額を18~30万円も減らせる可能性があります。このように、借入金額が大きいほどカードローンの借り換えによるメリットが大きいと期待できます。
カードローンの借り換え審査は厳しい?
「カードローンの借り換え審査は厳しい」と言われることがありますが、実際は通常のカードローンと同様の審査が行われるでしょう。借り換え審査だから厳しいとは言い切れません。
借り換え専用ローンであっても、審査は通常のカードローンと同じ方法で行われると考えられます。審査基準はカードローンを取り扱う会社ごとに異なり、借り換えの審査だから厳しくなるわけではないでしょう。また、通常のカードローンを借り換えに利用したい場合は、審査も通常の審査と同じです。
ここでは、カードローンの借り換え時の審査におけるポイントを解説します。
カードローンの借り換え時の審査は、特別な審査基準があり厳しくなるわけではないと考えられます。審査基準は公表されていませんが、通常のカードローンと同様に、「本人の属性」「他社からの借入」「信用情報」がチェックされるでしょう。安定した収入や勤続年数は、審査でプラスになる大切なポイントです。
また、普段から返済期日に気をつけて延滞を避けたり、一度に複数のカードローンに申し込まないようにしたりするなど、ご自分にできる限りのことをして審査に臨むとよいでしょう。
通常のカードローンを借り換えで利用したい場合の審査では、総量規制がハードルになる場合もあります。「総量規制」は、貸金業者から借りられる総額の上限を申し込み者の年収の3分の1までとする法律です。多額の借入がある場合や利用可能枠を増やすために借り換えをする場合、借入総額が総量規制に抵触して審査に通らない可能性があります。
総量規制が心配な場合は、総量規制対象外の「借り換え専用ローン」「おまとめローン」を活用するとよいでしょう。用途は限られますが、ローン完済に向けて着実に返済したい場合に有効です。
カードローンの借り換えをする際に注意点はある?
カードローンの借り換えでは比較的金利の低い銀行カードローンに魅力がありますが、融資まで時間がかかるケースがあります。また、年齢制限や借入限度額、返済遅延の履歴などにも注意して借り換え先を選ぶようにしましょう。
カードローンの借り換えをする際に、いくつかの注意点があります。ここでは、注意点を大きく4つにまとめて解説します。
金利に注目して借り換え先を選ぶ場合、比較的低金利の銀行カードローンが選択肢の上位に挙げられるでしょう。ただし銀行カードローンのほとんどは即日融資できず、時間がかかる傾向にあります。
大手消費者金融のカードローンでは最短即日融資に対応しているところも多い中、銀行カードローンは1週間前後かかることもあります。銀行カードローンを借り換えで検討するなら、時間に余裕を持って対応しましょう。
カードローンの借り換えをする際に、60歳以上の方は特に年齢制限に注意する必要があります。カードローンを取り扱う会社ごとに、申し込み対象となる方の年齢制限が定められています。
「アコム」「レイクALSA」など大手消費者金融カードローンでは、「20歳以上69歳以下」となっていますが、銀行カードローンは銀行によって年齢制限が異なるため注意が必要です。例えば「りそな銀行」は「66歳未満」、「ろうきん」は「65歳未満」、「楽天銀行」は「62歳以下」を年齢制限として設定しています。
60歳以上の方がカードローンの借り換えを申し込む際は、年齢制限に注意して返済計画を立てるようにしましょう。
カードローンの借り換えを行う際は、借入限度額がローン残高以上の会社を選ぶようにしましょう。カードローンによって借入限度額が異なり、審査によって借入額が決まる仕組みです。必ずしも限度額で借入できるわけではありませんが、少額しか借り入れできない場合、そもそも「借り換え」ができない状態になってしまいます。
借り換えを検討する際は、限度額にも着目するようにしましょう。
カードローンの審査では、本人の属性に加えて信用情報も確認されるでしょう。信用情報には、ローンの利用履歴などが記録されていて、返済遅延などの記載があると返済能力を疑われる可能性があります。特に申し込みの時点で遅延があると、審査に落ちる可能性が高くなるため、早めに解決しておく必要があるでしょう。
なお、法外な金利により利息が減らず返済できない状況では、借り換えの申し込みをする前に、消費生活センターに相談することをおすすめします。
いろいろな借り換え先があることが分かりましたが、結局どこを選べばいいのでしょう?
総合的なおすすめランキングを紹介します。迷った場合はランキング上位から検討してみてもいいでしょう。
カードローンの借り換えで完済を目指している方には「アイフル」をおすすめします。「アイフル」には、貸金業者・銀行ローン・クレジットカードのリボ払いも対象とする、借り換え専用ローン「かりかえMAX」「おまとめMAX」があるからです。いずれも総量規制の例外商品で、現在契約中のローンの金利よりも低い金利が設定され、確実に完済できると期待できます。
借入限度額は1~800万円で、金利は3.0~17.5%が適用されます。また、契約後に新たに借入をしたい場合は、相談可能であるのも強みです。
「プロミス」も、借り換え専用の「おまとめローン」を提供し、返済の負担をサポートしています。現在利用しているローンよりも低い金利で借り換えることで、返済額や金利負担を軽減できると期待できます。融資額は300万円までで、金利は6.3~17.8%です。
「プロミス」は、「借り入れサポート」「返済サポート」に定評のある消費者金融で、相談しながら最長10年の返済回数を設定できる魅力があります。
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カードローンの借り換えにより完済を目指すなら、借り換え専用ローンがおすすめです。「アコム」でも「貸金業法に基づく借換え専用ローン」を用意し、返済の負担を軽減できるようサポートしています。契約極度額は1~300万円で、金利は借入金額に応じて7.7~18.0%に設定されます。
また、即日融資に対応しているなど、消費者金融ならではの融資スピードも魅力です。
「東京スター銀行」の「おまとめローン(スターワン乗り換えローン)」も、借り換え先としてわかりやすい設定のカードローンです。適用金利は9.8・12.5・14.6%の3種類で、これらよりも金利の高いカードローンを契約している場合は、借り換えにより返済負担を減らせると考えられます。
「東京スター銀行」では、「完済人(かんさいじん)になろう」をキャッチフレーズに、2008年ごろから借り換え専用ローンの案内をしており、完済に向けてのサポートが期待できます。
借入残高が100万円以上ある場合は、「auじぶん銀行」の「借り換えコース」がおすすめです。「au ID」を持っていると「au限定割」が適用され、年0.5%の金利優遇により0.98~12.5%の金利で借り換えが可能になります。
カードローンは、いざというときの現金調達方法としてたいへん便利なサービスです。しかし、計画的に利用しないと、ローン残高が雪だるま式に増えてしまうケースがあり、返済の負担が大きくなります。そこで、より金利の低いカードローンに借り換えをして、金利負担や返済総額を減らすようおすすめします。
ただし、借り換えにより必ず返済の負担が軽減されるわけではないため、この記事を参考にして上手に借り換えできるようしっかりと準備しましょう。
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