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茨城県はゲーム対戦競技「eスポーツ」の魅力や可能性を発信しようと、同県で初の高校生大会をオンラインで開催した。7日と14日は県内参加校の生徒が自宅や学校から参加し、練習の成果を競った。勝ち残った上位校は27日、全国の強豪高校生との決戦に挑む。
大会の様子は水戸市のIT(情報技術)企業、アプリシエイトの本社から動画サイト「ユーチューブ」で実況中継した。14日のシューティングゲーム「フォートナイト」には13校31チーム(1チーム2人)が参加し、3回のサバイバルマッチを行った。
優勝した水戸平成学園高校チームの1年生、野沢廉大郎さん(15)は「今夏に(国内最大級の高校生eスポーツ大会の)『ステージゼロ』で全国大会を逃してから2人で練習してきたのでうれしい」と笑顔。「eスポーツを通じて学校に新しい友達もできた。これからも大会があれば出たい」と話す。
7日にはジャンプなどができる車でサッカーをする競技「ロケットリーグ」の県大会に8校10チーム(1チーム3人)が参加した。県と北米教育eスポーツ連盟日本本部(NASEF JAPAN)は27日、県大会の上位校と同本部が推薦する全国強豪チームが決戦する大会をオンライン開催。つくば国際会議場(つくば市)から配信する。
県産業政策課の担当者は「プロゲーマーの養成でなく、eスポーツの裾野拡大で高校生の交流が広がることを期待している」と話す。デジタル社会に適応した人材の養成につなげる狙いもあるとしている。
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