IDでもっと便利に新規取得
ログイン
11/19(金) 11:00配信
映画の中で細野晴臣は言う。「あのニューヨークとロサンゼルスでやったライブはまるで別世界のように思える」。だからなおさら、音楽が愛おしく思えるのだ (c)2021 “HARUOMI HOSONO SAYONARA AMERICA”FILM PARTNE…
2019年のアメリカツアーを記録したライブドキュメンタリー映画「SAYONARA AMERICA」。「あの日が遠い過去のように思える」と、彼は自由が失われていく世界に警鐘を鳴らしている。 【写真】楽屋でもチャーミングな細野晴臣
2019年5月から6月にかけて細野晴臣が行った初のアメリカソロツアーは、チケットがたちまち完売となる公演が出るなど、盛況のうちに終わった。 「お客さんがほとんどアメリカの人というのは異様だったけど、雰囲気は日本とあまり変わらなくてね。不思議な気持ちでした。最初は不安なままステージに出ていったんです。みんな冷やかし半分で来てるんだろうと。ところが想像していた以上に、僕の音楽を真剣に聴いてくれてることがわかった。反応がすごくあたたかくてね。ありがたいと思いました。それがいちばんの驚きだったかな」 ニューヨークとロサンゼルスで開催されたライブの様子を記録するドキュメンタリー映画「SAYONARA AMERICA」には、円熟した歌や演奏はもちろん、会場に詰めかけた観客の興奮が、彼らへのインタビュー映像とともに収められている。観客のひとりは言う、「興味のままに自由に音楽を作る……細野はそのいいお手本なの」と。 「反対に彼ら観客から教わりました、このままでいいんだということをね。印象的なのはニューヨーク公演に来ていた年配のカップルです。彼らは『音楽家にずっと変わらないでいてほしいとは思わない』と話していて、これまでやってきたスタイルでよかったんだと人生で初めて思いました(笑)」 1969年のデビュー以来、細野の音楽は変化をくり返してきた。大瀧詠一、松本隆、鈴木茂と結成した「はっぴいえんど」では日本語のロックを築きあげ、坂本龍一や高橋幸宏と組んだ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」ではテクノミュージックによる世界進出を果たした。アメリカ公演で彼が披露したのは、この十数年、精力的にカバーに取り組んでいるブギウギやカントリーといった古きよき時代のアメリカ音楽だ。
1/4ページ
宮迫博之の焼肉店は「正直、ヤバい」 堀江貴文がガチ忠告「ちょっと考え直した方がいい」
ひろゆき氏「庶民から億万長者」について言及…貧乏は「宝くじで金持ちになれると考える頭の悪さのせい」
福原愛さんと離婚の江宏傑さん、2歳長男の顔出しショットを公開
すみれさん 左手に指輪 結婚と妊娠をSNSで報告
「あさイチ」鈴木奈穂子アナが大粒の涙 朝ドラ「カムカム」衝撃の展開
【証拠入手】元KAT-TUN・田中聖、ドタキャン騒動直前に開催した“小遣い稼ぎパーティー”
推定資産15億円の役所広司 都内豪邸の「隣の土地」を購入検討の狙い
中森明菜に新事務所社長が用意した現在の“隠れ場所”は 元マネージャーが忘れられない“自宅台所の光景”「近藤真彦と買った家具のほかに大量の…」
安田顕 ファーストサマーウイカと「高級ホテルの一室で」
『カムカムエヴリバディ』金太が最期に見た“夢”に涙 甲本雅裕が畳みかけた名演技
Copyright © 2021 Asahi Shimbun Publication Inc. 無断転載を禁じます。