第13回ベトナム共産党全国大会が26日、ハノイ市国家会議センターで開幕し、全国の党員510万人を代表する1587人が出席した。党全国大会は2月2日まで行われる。
開幕式には、グエン・フー・チョン書記長 兼 国家主席、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、チャン・クオック・ブオン書記局常務、ベトナム祖国戦線中央委員会のチャン・タイン・マン主席のほか、元指導者や有識者などが出席した。
チョン書記長 兼 国家主席は開幕式で、ベトナムを成功に導いた政策として以下の5つを主張し、これらをもとに国を指導していく意向を示した。
◇党内の腐敗防止に注力すること
◇国民を党の礎として国民の幸福のために努力すること
◇社会主義の優越性を発揮すること
◇経済・政治・文化の刷新および経済開発・安全保障、独立性・融合性などを同時に確保できる体制を構築すること
◇世界情勢に的確に対応し、独立・主権を断固として維持するとともに、国際経済にも積極的に参入すること
なお、今大会では今後5年間の政策方針を討論・決定するほか、第13期(2021年~2026年任期)党中央執行委員会の構成員を投票により決定する。第13期党中央執行委員会はその後、書記長、政治局構成員、書記局、中央検査委員会、中央検査委員会主席を投票により決定する流れとなる。
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