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11/8(月) 7:20配信
かつてのゲームセンターのイメージ(画像:写真AC)
『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』(KADOKAWA)という作品をご存じでしょうか。実在する現役プロ格闘ゲーマー、梅原大吾選手の少年時代を描いた漫画です。 【画像】日本初の「プロ格闘ゲーマー」って誰? ウメハラ選手は2010年(当時29歳)に日本人で初めてプロ格闘ゲーマーになった先駆者として知られています。 「30歳目前の29歳でプロゲーマーになった」と聞くと、プロゲーマーになるために努力をしてきて、その結果が29歳のときにやっと報われたのかな、と思うかもしれません。 しかし、実はそうではありません。ウメハラ選手は17歳のときすでに世界一の座を手に入れており、10代の頃からプロゲーマーに匹敵する腕前を誇っていたのです。 ではなぜ29歳までプロゲーマーにならなかったのでしょうか。それは、そもそも当時はプロゲーマーやeスポーツという概念がほとんど存在していなかったからです。 ウメハラ選手は少年のときから、見返りが約束されていないゲームの中の世界で、ただ強さを追求し続けていたのでした。結果としてアメリカのとある企業の目にとまり、29歳のときにスポンサー契約する形でプロゲーマーとなったのです。 『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』では、ウメハラが数々の東京のゲームセンターでドラマティックな戦いを繰り広げます。 巣鴨の「ナムコ プレイシティキャロット巣鴨店」(現在の「namco巣鴨店」)、池袋の「マルゲ屋」、新宿の「アミューズメントフォーラム モア」など、格闘ゲーマーのメッカともいえる東京のゲームセンターがいくつも登場するのです。 今回は、本作を通して90年代東京のゲームセンターがその後のゲーム業界に残したインパクトについて探ります。
ウメハラFIGHTING GAMERS!1(画像:KADOKAWA)
『ウメハラ FIGHTING GAMERS!』の舞台は、ウメハラ選手がまだ10代の少年だった頃の1990年代。 当時は現代のようにインターネット環境が普及していなかったので、最新のゲームで遊ぶならゲームセンターに行くのが常識でした。そこでは「ストリートファイターII」、通称・スト2をはじめとした格闘ゲームが異様なほどの盛り上がりを見せていました。 プレイヤーたちはそこで、プライドをかけた真剣勝負を繰り広げていたのです。 そう、90年代のゲームセンターには、異常ともいえる熱意でゲームに取り組むプレイヤーが数多くいました。「我こそが最強」と信じるゲーマーたちの戦いは、20~30年ほどを経てようやく「eスポーツ」として認められるようになりましたが、『ウメハラ』はそんなeスポーツの原点ともいえるゲームセンターでの戦いを描いています。 同作には巣鴨、池袋、新宿など、東京のゲームセンターがいくつも登場します。その中でも特にウメハラが印象的な戦いを繰り広げるのが、池袋のゲームセンターです。
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