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いつも食べたり飲んだりしている食材でも快眠を妨げている可能性が!
今日はなんだか身体が怠い…でも理由がわからないなんてことない? もしかしたら昨夜、ディナーで食べたものと関係があるかも。寝る直前にコーヒーを飲んだりスイーツを食べたりしてはいけないことはみんなわかっているけれど、ヘルシーと言われている食品の多くも、実は睡眠を妨げている可能性があるのだ。
Eat Cleanがまとめた新たなリサーチによると、野菜の中にはディナーではなくランチに食べたほうがいいものがあるという。ブロッコリーやカリフラワーといったアブラナ科の野菜はビタミンたっぷりで健康にはいいが、不溶性繊維を多く含んでいるため消化に時間がかかる。ホリスティック栄養士のエリッサ・グッドマンは、これらの野菜を寝る前に食べると「眠りにつこうとしている時にも体は消化のために働いている」ので、なかなか眠れなくなると説明。
ステーキや牛のひき肉など赤い肉はタンパク質が豊富だけれど、アブラナ科の野菜と同じ作用がある。
大好きなトマトソースも寝る前には避けたい野菜ベースの食べ物だ。高酸性のため、食べた翌朝、胸焼けや消化不良を起こすことがよくある。夕食にスパゲッティを食べてもいいけれど、その場合は遅くとも寝る3時間前までに済ませるのがベストと栄養士のアリサ・ラムゼイはアドバイス。胸焼けを起こすことで有名なスパイシーな食べ物は中核温の温度も上げてしまうので、より眠りにくくなる。だから、スパイシーなペンネアラビアータを食べた後に悪い夢を見たのはなぜだろうと思ったら、原因は明らかだ。
加工肉とチーズは日中のピクニックには最高だけど、ディナーにはそうとも言えない。おいしいハムやソーセージの盛り合わせで1日を締めくくる予定だった人は、考え直してブランチに食べよう。保存肉とチーズには覚醒させるアミノ酸、チラミンが含まれている。
コーヒー1杯分の4分の1に相当するカフェインが含まれている隠れた悪魔。上記の加工肉とチーズと同じく覚醒させるアミノ酸も含まれている。基本的にダークチョコレートはエネルギーを倍増させるから、夜より午後のおやつとして食べたほうがいい。
これは驚きでも何でもないが、午後のコーヒーも思っている以上に影響がある。カフェインは体内に何時間も留まるから、寝る数時間前は避けるのがベスト。
赤ワインを1杯飲めばすごく眠くなるとしても、実はアルコールは睡眠サイクルを非常に乱し、レム睡眠にマイナスの影響を及ぼす。
前にも聞いたことがある。炭酸飲料はとにかく健康に良くないと。恐ろしい副作用があるだけでなく、睡眠にも最悪。糖分たっぷりで、すっかり目が冴えてしまうだけでなく、浅い眠りの原因にも。
睡眠前のドリンクとしてオレンジジュースが良くない理由はご存知の通り。非常に酸性のものを寝る前に飲むのは、逆流性食道炎であろうがなかろうが、絶対に良くない。それに糖分が多いので寝つきを悪くする。
直感でわかるとは言えないにせよ、寝る前に水を飲み過ぎると睡眠パターンの障害になりがち。水=尿だから、ベッドから出てトイレに行きたくなってしまう。「Eat This, Not That」シリーズでは水分補給は日中に多めに行い、寝る前の水分補給は2〜3時間前までにと勧めている。
Translation: Mitsuko Kanno From Delish US