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9/13(月) 10:01配信
(※写真はイメージです/PIXTA)
受験生から「キムタツ」の愛称で親しまれる筆者は、かつて英語教諭として灘校や西大和学園に勤め、500人以上の教え子を東大に合格させた人物。33年間の進学校での教員経験から、成績が良い子とそうではない子の決定的な違いをたくさん知っています。本稿ではその1つを見ていきましょう。※本連載は、木村達哉氏の著書『「東大に入る子」が実践する勉強の真実』(KADOKAWA)より一部を抜粋・再編集したものです。
勉強するとき、声を出していますか。まぁいろんなタイプの人がいますから、もしかしたら灘校の生徒たちだけかもしれませんが、成績の良い子ほど声を出すように思います。これは暗記という点からすれば当然のことなのです。 たとえば、電話番号を覚える際(最近は覚えることもないですけれども)、声に出して覚えますよね。ところが、文章や数字を読む際に、文字を目で追うだけになっている生徒が多いように思います。日本中の学校を訪問して出張授業をする際に長文を配付し、英文を読んでごらんと言うと声を出さない生徒が大半ですし、覚える際でさえも声を出さない生徒がかなり多いのが実態です。 覚えたい対象があるときに、それにアクセスする道筋は多いほうが定着しやすくなります。『ユメタン』を作ったときに茂木健一郎(もぎけんいちろう)さんの本を読み、脳科学について勉強をしましたが、「全部の器官をフル動員」させ、目で見て、口で発声して、耳で聞き、手で書く。これを自分の脳に刷り込むイメージで行うと効果的で覚えやすいと書いてありました。 確かにその四つのアクセスで覚えている生徒は、暗記が上手です。下手な生徒は目だけで覚えようとします。情報源に対して一つや二つのアクセス数しかないよりは、三つか四つあるほうが確実に覚えるスピードは速くなりますし、忘れにくくなります。暗記といったどうしても時間が必要な勉強、そして重要な勉強は、効率良く行いたいですよね。 これは言うまでもなく英語に限った話ではありません。理科も地歴公民も同じです。 特に英語をはじめとした言語学習に関しては、音なしで勉強するのは言語道断。家で復習するときにも、必ず音声を聞くように伝えています。
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