みなさんは、ノートをどのように捉えていますか。多くの場合、ノートというのは授業中に板書を書き写したり、話のメモを取るために書きとめたりするために取っていると思います。
でも、東大生のノートは違います。自分の思考を整理し、その知識を積極的に使いやすくするために、ノートをフル活用しているのです。今日は、東大生たちが「知識を使いやすく」するためのノート作りの工夫を紹介したいと思います。
まず、東大生のノートを見ていると、ギュウギュウに文字を詰めるのではなく、余白が多く空いていることに気付かされます。その余白の部分を活用して、いろんな知識を噛み砕き、使いやすくする工夫をしています。
例えば、ノートの右の部分に線を引いておき、自分が疑問に思ったことを書きとめるというかたちのノートを取っている人がいました。そして疑問に思ったことを、別のところに書き写して新しいノートを作ることもあれば、その下に疑問の答えを書くというノートの取り方をしている場合も多いです。
疑問をそのままにせず、書きとめておくことで、そこで得た知識を噛み砕くことにもつながります。疑問を持ったままで知識の活用はできませんので、疑問をきちんと解消しておくことには大きな意味があるわけです。
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来年春、高校の必修科目「歴史総合」がスタート。世界史と日本史を結び付けて近現代史を学ぶのが特徴です。こうした視点はグローバル化が進む現代において、誰もが身に付けたいもの。最新の知見から近現代史を学びましょう。
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