今回のみやぎUP-DATEでは、街で直接いただいた疑問を調査します!
疑問を集めるのはこちらの3人の隊員。
さっそく投稿ボックスを持って仙台駅前へやってきました!
(やる気も元気もばっちりです!)
続々と寄せられる疑問の中から今回調査するのはこちら!
「仙台刈り」が生まれたお店に行ってみよう!
ここからは安藤隊長にバトンタッチ!
仙台刈りが生まれたお店がある、仙台市若林区の理容店へ向かいます。
中に入ると…
仙台刈りの生みの親・八木 均さんが迎えてくれました。
どんな髪型なのか、常連のお客さんがモデルになってくださるそうなので実演してもらうことに。
ハサミや数種類のバリカンを使い分けていく八木さん。
30分後…
仙台刈りが完成しました!
おしゃれな髪型ですが、どんなポイントがあるのでしょうか?
仙台刈りの特徴は3つ!
3つあるという仙台刈りの特徴。
それぞれ八木さんに解説していただきました。
その1「アシンメトリーな前髪」
こちらは、伊達政宗の兜についている三日月をモチーフにしているそうです。
その2「サイドの刈り上げ」
理容師の技術をたっぷり生かした刈り上げです。
その3「後頭部の“V”」
後頭部の髪は、毛先がVの字になっています。
これは「ヴィクトリー」の頭文字です。
東日本大震災がもたらした苦しみや困難に打ち勝つという思いが込められているのだそうです。
意外なつながりも…
2014年、八木さんは被災した理容師などとともに「仙台刈り」で「同じ場所で一度にヘアセットした人数」のギネス記録挑戦しました。
このことについて話していたあるとき、驚くべき話を聞いたといいます。
1923年に発生した関東大震災。
その震災直後に、理容師たちが「震災刈り」という髪型を開発し、流行したといいます。
八木さんはこの話を聞いて、「100年前の床屋さんがそうやって思って、自分に順番が回ってきたのかなという気持ちになりびっくりした」と振り返っていました。
こうして広まっていった仙台刈り。
今では県内で約30店舗、県外を合わせると40店舗以上で仙台刈りができるそうです。
安藤のひとこと。
おまけ
ジャス隊からもひとこと。
今週の「みやぎ UP-DATE」は、新人ジャス隊員3人が、仙台駅前で街の皆さんの「気になる」を伺いました。
お寄せいただいた疑問は、今後の「みやぎ UP-DATE」でご紹介させていただくかもしれません!
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
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