01月17日 18時10分
スカート丈や靴下の長さなど過去の高校生の制服の着こなし方の流行を分析して、今後はやる着こなしを予測するアプリを鳥羽市の高等専門学校生が開発しました。
アプリは鳥羽商船高専情報機械システム工学科の永井玖愛さんたちのチームが開発しました。
女子高校生などのファッションをめぐっては、1990年代後半ごろに流行したルーズソックスが最近注目されるなど、過去の着こなしが再流行「リバイバル」することがしばしばあります。
永井さんたちはこの点に注目し、過去に流行した靴下の長さやスカート丈を分析して作ったアルゴリズムを使い、今後、流行する着こなしを予測するアプリを開発しました。
アプリは「りばるん」と名付けられ、身長や骨格のタイプなどを入力したうえで全身の写真を撮ると今後流行し、利用者に似合う着こなし方がAR=拡張現実の技術で表示されます。
アプリは、去年11月に福島県で開かれた「パソコン甲子園」のモバイル部門でグランプリに次ぐベストアイデア賞を受賞したということです。
永井さんは「機種によってレイアウトがうまく表示されず苦労しましたが、みんなで話し合いながら楽しく開発できました」と話していました。
現在このアプリは一般には利用できませんが、永井さんたちは今後、修正を加えて公開することも検討しているということです。