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10/9(土) 9:00配信
いまだ30℃近い日もあるものの、“らしいこと”を一切することなく夏が終わってしまった。そういえば去年もそうだった。コロナめ……。リモートライフも馴染み、季節の変わり目も感じにくくなる中で、それを知らせてくれるのが、春に“付けた”(ファッション業界用語で「オーダーした」の意)服のデリバリーだ。 【画像】いざ買い物の秋! 伊勢丹メンズで“チェッカーズがおっさんずラブ”とはこれいかに?
スコットランド連隊のパレード用をモディファイしたパンツ PHOTO : NANAKO HIDAKA
例えば、スコットランド発祥のブランド「キンロック アンダーソン(KINLOCH ANDERSON)」。創業1868年の老舗の、日本企画のメンズ・クリエイティブ・ディレクターに、昭和酒場と定番ファッションを組み合わせた動画がユーチューブで人気の“アニキ”こと片野英児さんが就任したことは、春に紙面で紹介した通りだ。その際は3パターンの着こなしを片野クリエイティブディレクター本人に見せてもらったのだが、そこで触手が動いてしまった。
ブラックウオッチ柄のシャツ。僕はボタンダウンをタイドアップ、アニキはスタンドカラーをボタン2個開けでセクシーに PHOTO : NANAKO HIDAKA
即決したのは、スコットランド連隊のパレード用をモディファイしたパンツだ。オリジナルでずっと探していたのだが、自分サイズでかつ状態の良いものに出合えずにいた。アニキバージョンは、シェットランドウールにリサイクルポリエステルを交織することで、“重い”というオリジナルの難点をクリア。股上も浅めにし、すっきりと見せている。「キンロック アンダーソン」のハウスタータンである“キンロックチェック”と大いに迷った末に、僕は“マッケンジー”を選んだ。クローゼットの奥で眠るピーコートを引っ張り出して、コーディネートするつもりだ。
次に“付けた”のは、ブラックウオッチのボタンダウンシャツ。ブラックウオッチって定番柄だし、古着のシャツやパンツを複数持っているが、古着ゆえにシンデレラフィットとはいかず、サイズがいまいちなものってどうしても着なくなってしまう……。その点、新品ならサイズも選び放題だし、古着好きとしても知られるアニキの作とあらば、かゆいところにしっかり手が届いてるというわけだ。美光沢となめらかさが特徴のギザコットンを使い、胸ポケットを排すことで上品に仕上げている。「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」のグレーのスリーピースに合わせてみるのも面白そう。
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