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10/27(水) 22:54配信
働く女性のバッグとその中身って、普段見られることを前提としていないからこそ、より雄弁にその人のリアルを物語るもの。どんな仕事観を持っているのか、今はどんな働き方をしているのか、バッグの「中身」からそれを探ります。今回取材したのは、映画監督とファッションプレスの二足のわらじで活動中の穐山茉由さん。大容量のバッグの中には専門的なアイテムがたくさん。 【人気ブランドの最新バッグ29選】トート、ワンハンドル、モコモコ、バケツ型…この秋の相棒にどれを選ぶ?
@BAILA
「二つの世界にいることで、私のバランスがとれているのだと思います。どちらも続けたい」 映画制作仲間とシェアハウスで暮らす穐山さん。3フロアのメゾネットマンションに共同の作業スペースがあり、映画監督としての仕事場のひとつになっている
22歳:新卒でOEMの会社に就職するも半年で退社 23歳:大手アパレル会社に転職。広告宣伝などを経験したあと「ケイト・スペード ニューヨーク」のプレスに 27歳:ケイト・スペード ニューヨーク日本法人設立。新ラインの立ち上げなど、充実の日々 29歳:写真やバンド、色々な趣味に挑戦。結婚&退社を予定していたが考え直して婚約解消 30歳:働きながら映画の専門学校の監督コースに入学 35歳:初監督作が東京国際映画祭で賞を獲得。ダブルワークを決意し会社と交渉 36歳:正社員から契約社員に。プレス業務のかたわら映像作品やドラマ脚本を手がける 37歳:コロナ禍で週2回の出社に 38歳:同世代の映画監督仲間と3人でシェアハウス生活を開始。11月に監督第2作公開予定
バッグとバッグの中身が、これほど明快に二つの職業を語る人も珍しい。ハッピーな「ケイト・スペード ニューヨーク」の小物、プロ仕様のガジェットとシナリオや映画のチケットなどが、にぎやかに共存している。映画監督とファッションプレスの「二足のわらじ」を続けて4年目になる穐山茉由さん。「日常のスケジュール的にも内面的にも、二つの世界があることでバランスがとれているのだと思います。コロナ禍で映画業界にもアパレル業界にも激震が走りましたが、どちらかが止まったとしてもきっとやっていける、という安心感がありました。私の場合、ひとつしかなかったら不安かも」と語る。現在は、週2日はプレス、残りは映像関連の仕事。11月には、2作目の劇場公開作品『シノノメ色の週末』が控えている。 最初の転機はPRマネージャーとして仕事が充実していた29歳。表現意欲がむくむくとわいて、音楽や写真、映像を趣味で始めた。結婚にも憧れ、退職して婚約相手の転勤先についていく予定だった。しかし「自分の人生、違うかも?と思ったのと、やりたいこととして映画を発見したのが同じタイミングでした」。婚約を解消、会社を辞めないことに決めた。さらに穐山さんは働きながら専門学校に入学し、本格的に映画を学ぶ。「残業よりも自分の時間を大切にする社風で、上司も応援してくれました」。そして35歳、初長編映画が映画祭に出品され、もう一度働き方を考える転機が訪れる。「映画を仕事にしたいし、ファッション業界で築いたことや会社員としての安定も捨て難い。その思いをそのまま人事部に相談したんです」。正社員から契約社員へ雇用形態を変え、今の働き方へ。将来のことも見据えている。「次に撮りたい作品を第一に、1~2年先について具体的に考えています。これからも、ファッションの経験を生かしながら映像でできることを増やしていきたい」
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