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11/17(水) 17:00配信
ドミニク・エガーター
排気量600ccのスポーツバイクで争う「FIMスーパースポーツ世界選手権」の最終戦が2021年11月19日(金)~21日(日)にインドネシアのマンダリカサーキットで開催されます。南米アルゼンチンから東南アジアへと移動しての戦い。来年、MotoGPも開催する新設サーキットだけにどんなレースになるのか、注目が集まります。
さて、「FIMスーパースポーツ世界選手権」の2021年シーズンは前戦アルゼンチンでドミニク・エガーター(ヤマハ)がチャンピオンを獲得しました。今季MotoEにも参戦していたエガーターはシーズン途中に欠場したレースもありながら、10勝を飾る大活躍でチャンピオンを獲得しました。
シーズン開幕前から名門チーム「テンケイト」とエガーターの組み合わせは、非常に高いポテンシャルを示すだろうと予想されていましたが、シーズン序盤は市販車ベースで改造範囲が非常に少ない中量級バイクを乗りこなすのに苦労しました。しかし、一度スイッチが入るとそこはMoto2を長い間戦ってきたベテランライダーです。やはり圧倒的な強さでしたね。
しかし、エガーターは年間チャンピオンの獲得経験が実は一度もなかったということで、流石にシーズン後半戦は着実に上位フィニッシュを狙う走りに徹していた印象でした。念願のチャンピオン獲得で、エガーターは上位カテゴリーのスーパーバイク世界選手権にステップアップなのかと思いきや、実はシートに空きがない状態になっており、エガーターは来季も「FIMスーパースポーツ世界選手権」にテンケイトから参戦するようです。
一方で、来季、輝かしいステップアップを果たすことになるのが、ランキング3位につけ、今季2勝をマークし、ランキング3位につけているマニュエル・ゴンザレス(ヤマハ)です。マドリード出身の20歳のスペイン人ライダーは今年、スーパースポーツ世界選手権で最も光ったライダーの一人でしょう。そんな選手をヤマハは見逃しませんでした。
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