清談社
genre : ビジネス, 働き方
企業向けのセミナーや、新社会人のビジネスマナー講座で教鞭をとるマナー講師。電話マナーやビジネスマナーなど講座の内容は多岐にわたるが、講師陣の経歴に見られる“ある共通点”が話題になっている。それは、現役マナー講師には元客室乗務員(以下、CA)が多い、というもの。
そのためにマナー講師業がCAたちの“受け皿”になっているのではないか、とする向きもある。CAたちがマナー講師に転身する理由に迫る。
実際にネットで「マナー講師一覧」と検索してみると、客室乗務員の勤務歴が書かれたプロフィールがたくさん表示される。もちろん、CAだけでなくホテルや百貨店に勤務していた人もいるが、元CAに比べればそこまで多くはない。
「たしかに、10年ほど前から元CAのマナー講師が増えている印象があります。ただ、CAを辞めた人が全員マナー講師になっているわけではないので、“受け皿になっている”というほどの大きな流れではないと思います」
そう話すのは『本当に必要とされる最強マナー』(日本文芸社)の著者・石原壮一郎氏だ。
「マナー講師は、別の職業でキャリアを積んだあとに転身するケースが一般的です。とくにCAは高い接客スキルやビジネスマナーが身についているし、一般的な認知度も高い。憧れの職業のひとつです。元CAという肩書がマナー講師の看板にもなるので、ほかの職業よりも目立つ傾向がありますね」
CAは接客スキルが高いのはもちろんのこと、人前で話すことに長けているため、“マナー講師”の業務との相性もいい。機内での仕事ぶりを見れば、マナーを学ぶ受講生たちも納得するだろう。
「以前、CAから転職したマナー講師の方とお話した際、転職の理由を聞くと『地に足の着いた仕事がしたかったんです』と切り返されて膝を打ちました。CA時代の接客で培った機転は、講義中も発揮されていると思います」
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